2010年 09月 13日
サモス島 5
発掘された像や出土品は博物館に展示されていますが、ただ一つこういうのを見かけました。本物はやはり博物館でレプリカだそうですが。何の神の御足だったのでしょうね。
この遺跡のある場所の周囲には広々とした緑豊かな平野が広がり、そしてその周りをなだらかな山々がぐるりと囲むように連なっていて、そういう地形が作用しているのか、辺り一帯にとても清々しい気が満ちているのが印象深く感じられました。まるでペガサスが飛翔する時に起こすであろうと思われるような風を思い浮かべてしまう、そんな何とも言えない気持ちの良い気が満ち満ちていました。
ポルトガルのエストイの遺跡でも同じようなエネルギーを感じましたが、遺跡の周りに緑の平原が広がって、その周りをなだらかな山が囲んでいるという地形が似通っているんですよね。神が祀られる場所として古代の人々は東洋の風水のような何か特別な知識で地相を選んでいたのかもしれないと思わざるおえません。
ヘライオンは殊の外気に入ったので、何度か訪れました。遺跡にいると、まるで自分の居場所にいるようにこんなにしっくりと落ち着くのは何故なのかな。。
by honeyfire
| 2010-09-13 01:58
| 旅(国外)