2010年 09月 13日
サモス島 6
レンタカーを借りてオリーブ茂る山道を巡り少し遠くまで行ってきました。上の写真で遠くに霞んで見えている山は標高1433mのケルキス山です。遠くから見ても圧倒される程とっても雄大でした。白っぽく浮かび上がってる滑らかでまあるい曲線の巨大な山、まるで月を間近から見ているようなシュールな眺めで、魅了されてしまいました。この山に草木はあまり生えていません、ほぼ岩山で洞窟がたくさんあるそうです。歴史の流れの中でこの山の洞窟に何かの理由で追われていた人達がよく逃げ隠れていたそうです。
ピタゴラスの洞窟
新しい歴史の中では第二次大戦時のパルチザン。古い時代には、かのピタゴラスが時の為政者から民衆を煽動する危険思想だと睨まれ、弾圧されて追われた時に隠れ住んでいたと言われている洞窟も岩山の中腹にあります。
ピタゴラスは数学者として名が知られていますが、本当はもっと数学の枠を越えた神秘学者で、戒律や倫理を重んじ、神秘思想を教えていた信仰色の濃いピタゴラス教団を立ち上げていました。この教団は影響力が強く力を持つようになったので、有力者に睨まれ弾圧されていたということです。
ピタゴラスは数学者として名が知られていますが、本当はもっと数学の枠を越えた神秘学者で、戒律や倫理を重んじ、神秘思想を教えていた信仰色の濃いピタゴラス教団を立ち上げていました。この教団は影響力が強く力を持つようになったので、有力者に睨まれ弾圧されていたということです。
by honeyfire
| 2010-09-13 23:57
| 旅(国外)