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テネリファ島へ

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今回の旅の行き先はカナリア諸島のテネリファ島。7つの島からなるカナリア諸島はアフリカ大陸の大西洋に面した側の北西部にあって、位置的にはモロッコにも近いですが、スペイン領なので、雰囲気はヨーロッパっていう感じです。でもサボテンやアロエやリュウゼツラン等の多い独特な植物相の自然豊かな情景が広がっています。

一年を通じて温暖な気候なので、欧州から冬に訪れる人が多いです。私達はテネリファ島を訪れるのはこれで2度目。寒がりの夫の希望で(笑)私は冬は冬らしいキーンとした寒さの方がいいのですが。でも大好きなテイデ山に再会するのが楽しみで楽しみで。テイデ山についての話は以前のブログにも『テネリファ島の贈り物 1』『テネリファ島の贈り物 2』という記事でアップしたことがあります。滞在中天気に恵まれほぼ毎日青空で、気温は25度から30度ぐらい。朝夕はひんやりしていますが、陽が照りつけると、たちまちの内に暑くなります。すっかり陽焼けして戻ってきました。

飛行時間は5時間。行きは真夜中の2時半頃に出発で、到着したのは朝の7時半頃でしたけど、ドイツの今頃の季節のようにまだ薄暗かったのは意外。丁度陽が昇り始めた頃でした。5時間の飛行はやはりくたびれる。やっとたどり着いて、更に島の南部にある空港から北部の宿泊地まで約90kmの道程をバスで行かなくちゃいけないのかとげんなりしてたら、空港で待機していた旅行代理店の人が言うには、何とタクシーでホテルまで乗せて行ってくれるらしい。ラッキー! 

乗った飛行機には80人程の乗客が乗っていたはずなのですが、どうやらほとんどの人は空港から近くて北部よりもっと日射時間の多い南部に滞在するのかも、北部に向かうのは私達だけだったらしい(笑)空港で待っていたタクシーの運転手に連れられて、車に向かうと、もう一人ドイツ人の老婦人が待っていました。彼女も同じ宿泊地まで同乗するらしい。彼女の飛行機にも大勢乗ってたけど、北部に向かうのは彼女一人だけだと笑っていました。

彼女はもう15回も冬のヴァカンスをテネリファ島で過ごしたらしく、一緒に乗っている間色々と旅のアドバイスをしてくれました。タクシーに乗り込む前に、この土地の人は車の運転が荒いからねと言ってたけど、実際乗ってみると、本当だ、びゅんびゅんと飛ばして行くので、車窓から写真を撮り難いったら(笑)海から昇って行く朝陽の情景を撮りたかったのに、いいシャッターチャンスを逃してしまう。でもお陰でバスで行くのよりもラクチンでうーんと早くホテルに着きました。

空港の前には乗客をそれぞれの宿泊地まで乗せて行ってくれるバスが待機しています。右側に立ってる何かの係員、私が彼を撮ってるんだと勘違いしたらしく、写真を撮った後でにこっと微笑みかけてくる(笑)

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空港から出発する頃に、陽が昇っていきました。

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びゅんびゅんと走る車の中でサイドウインドーに向かってカメラを向けているので、ここぞという時にシャッターチャンスを逃してしまい、こんな鉄塔と一緒の写真しか撮れませんでした。ま、これがテネリファ島の鉄塔です(苦笑

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宿泊地プエルト⋅デ⋅ラ⋅クルーズに近づいてきた頃、テイデ山が正面に大きく見えてきました。後部座席に座ってた私は前に座ってた夫にカメラを渡して撮ってもらいました。テイデはピコ⋅デル⋅テイデと呼ばれ、標高は3718m、スペイン領内で最高峰の火山だそうです。

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by honeyfire | 2013-01-04 20:28 | 旅(国外)