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木蔭のアムゼル

グーテンターク♪ ドイツの風を感じていただけたら、嬉しいな


by honeyfire

山村マスカへ 

ドラゴンツリーのあるイコー⋅デ⋅ロス⋅ヴィノスから更に西へとマスカという場所へ向かいました。6.7年前友達に案内されてやってきた時に気に入った場所だったのです。マスカはペルーのマチュピチュのミニチュアを思わせるような景色をしています。旅行に行く前、地図で道をチェックしておくのは私の役目なんですが(ドライブ中ナビゲーションも私の役目なんですが、笑)、地図でマスカへの道をチェックした時、真っ直ぐで行き易い楽な道だと高を括ったのは大間違い、これまで体験したことのないような難関極まる道でした。まさに冒険的な道。友達に連れられてきた時はこんな険しい道を通った覚えはない。別の方向から行ったのだろうか。イコー⋅デ⋅ロス⋅ヴィノスからはこの道しかマスカへと続いていない。

まずはイコー⋅デ⋅ロス⋅ヴィノスから20km程離れているサンチャゴ⋅デル⋅テイデへと向かったのですが、次第に高所へと上って行き、車の中に座っていても、フィーリング的にも、あ、かなり高い所にいるなというのが感じられてくる。テイデに上った時より感じられるのは何故だろう。ちょっと宙に浮いたような心細い心もとなさを感じる。この道で合ってるのかなとやや不安に思いながら座ってるので、ほんの20kmが長く感じられましたが、やっとサンチャゴ⋅デル⋅テイデに着いてほっとし、そこからマスカまで6kmばかりだと喜んだのは早かった。この辺りは地質学的には島で最も古いとされている最高1345mの高さまであるテノ山脈が連なっていて、切立った険しい山や深い峡谷が続いているのですが、サンチャゴ⋅デル⋅テイデからマスカへと続く6km程の道は車が1台通れそうな狭くて急な道、谷底を見下ろしながらの走行でした。借りたシトロエンが初日に急な坂を上る時に焦げたような匂いを発していたので、大丈夫かなと不安がよぎりましたけど、どうにかこうにか。

下の写真の場所まではまだこんな道路が続いていて良かった。ああ、周りの連なってる切立った山々が素晴らしい眺めだなあ、山の斜面にあんなジグザグの道が通ってるではないか、面白いと呑気に思っていた頃。このままこんな道路をマスカまで行くと思っていたのです。この時点でまさかあのジグザグがマスカへと続いている道だとは思わなんだ。ええっ、また山を上って行くの!という気持でジグザグを走っていきました。

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ジグザグを通った山の向こうはこんな景色が続いています。ある場所で車を停めて眺望。息を呑むような素晴らしい眺めでした。向こうに青く見えている島はラ⋅ゴメラ。コロンブスが1492年にアメリカ大陸へと大西洋を横断する際に最後に寄港した島です。

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遠方にそびえている先の尖った山はテイデ山。

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さて、先を行くか。道幅が狭くなってきました。

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あれ、バスが! 信じられない! 通常のバスよりやや小さめのバスだったけど、こんな道をバスが通るなんて禁止するべきだ! ちょっと進んでは、カーブが頻繁にあるので、カーブがある度に止まってゆっくりと慎重に車体を前後させて方向転換をしている。余程運転手の腕がよくなければできない芸当。チュニジアの山村に行った時に川に架かってる狭い橋の幅がバスが通るのにはぎりぎりで、それでも運転手はうまくこなしていて感心したのを思い出す。

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バスには道幅はぎりぎりで、下は谷底。バスに乗ってる人の顔が見えたけど、皆不安そうな表情してたなあ。この先をちょっと行った所で、何と対向車が!どうなるかと思いきや、どうにかこうにかバスの横をすり抜けたようで。なせばなるものだなあ。夫もこんな道を通って行ったのは初めてだそう(笑)

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by honeyfire | 2013-01-18 20:19 | 旅(国外)