<   2014年 04月 ( 18 )   > この月の画像一覧

ワイマール 9

ゲーテの家が建っているフラウエンプラーン広場で見かけた巨人像。

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by honeyfire | 2014-04-30 15:56 | ちょっとお出かけ

ワイマール 8

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シラーの家が建っている通りからさほど遠くないフラウエンプラーン広場に面してヨハン⋅ヴォルフガング⋅フォン⋅ゲーテ(1749−1832)の家が建っています。黄色っぽい壁のバロック様式の建物がゲーテの邸宅で、ドイツ文学の巨頭の終の棲家でした。ここでゲーテは人生の3分の2近い50年間を暮らしていました。

フラウエンプラーン広場に町を巡る観光馬車が待機していました。

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中に入ると堪能する程数多くの部屋が見学できるのですが、あまり人の入ってなかったシラーの家の穏やかさと違って、見学する人でざわざわと混み合って、ゲーテの時代にも人の出入りの多かった社交の場、ごてごてとしたバロック、ロココ風の内装にも満腹状態で、正直くらくらと疲れてきました。さささっと見て回り、一番関心のあった部屋はゲーテの書斎だったので、そこはじっくりと味わってきました。

館内には博物館も併設されていて、ゲーテの書物、手紙、日用品等の展示物の他にも、文学だけではなく植物学、地質学、解剖学、気象学等幅広く自然科学にも造詣が深かったゲーテの各分野のコレクション等がたくさん展示されてありました。

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ゲーテ夫人の部屋は心地良い空間で気に入りましたね。

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ゲーテの書斎。やはりゲーテの書斎は感慨深く、しみじみと眺めていました。ゲーテは立ち机で書き物をするのが好きだったらしく、事務的な仕事は座ってこなしていましたが、小説等の作品はよく立って書いていたらしいです。私の夫も立ち机が欲しいと言っています(笑)

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邸宅の裏には庭があって、ほっと一息つけました。邸を正面から見るのとは趣が違っていて、素朴な雰囲気に好感を持ちました。植物が好きだったゲーテにとっても癒し空間だったことでしょうね。ここでゲーテ夫人クリスティアーネが野菜や果物を育てていたそうです。

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by honeyfire | 2014-04-30 15:46 | ちょっとお出かけ

ワイマール 7

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作家のフリートリッヒ⋅フォン⋅シラー(1759−1805)は日本では知名度が低いですが、ドイツの古典主義を代表する二大作家と言えばゲーテとシラーです。作品には歴史を扱った戯曲が多いですが、日本で知られているのは「ウィリアム⋅テル」でしょうか。シラーは詩人でもあり、ベートーヴェンの第9「歓喜の歌」の原詞はシラーが作者です。ちなみに太宰治の「走れメロス」の最後に「古伝説とシルレルの詩から」と記されていますが、このシルレルというのはシラーのことで、シラーの詩を元に「走れメロス」は書かれているそうです。

ゲーテと同時代の人ですが、裕福な恵まれた家庭環境で生まれ育ち若い頃から名声を得ていたゲーテとは違って逆境の中で格闘して生き抜いて来たシラー、性格も正反対で対照的な二人は最初は反発しあいながらもお互いの才能を認め刺激を与えあい、屈曲したそしてまた親密な友情関係で結ばれていました。ワイマールにシラーを呼んだのもゲーテです。

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ワイマールの中心部の目抜き通りにシラーが住んでいた家があります。内部は記念館になっていて公開されています。部屋を巡っていると快いフィーリングで、ワイマールで見た記念館の中では一番気に入りました。

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by honeyfire | 2014-04-30 14:42 | ちょっとお出かけ

ワイマール 6

ワイマールの町を歩いていると、やたらイチョウのモチーフが目につくのですよね。土産物店でもイチョウを象ったアクセサリーとか、イチョウの模様が描かれた小物や食器とかが売られていたりして。ゲーテと対になってたようなので、ゲーテと何か関係があるのかなと思っていたら、ゲーテの詩にイチョウという有名な詩があるそうで、その詩に因んでイチョウの葉がワイマールのシンボルになっているのだそうです。

イチョウの木はドイツであまり見かけませんが、元々長崎のオランダ商館付きの医師ケンペルが18世紀に日本からイチョウの種をオランダに持ち帰って植物園に植えたそうで、そこからヨーロッパの他の国にもたらされ、ドイツには18世紀の中頃に移植されたそうです。18世紀に生まれたゲーテにとっては2億年余りの歴史を持ち生きた化石と呼ばれるイチョウはエキゾチックでとても珍しい魅力的な木だったことでしょうね。

イチョウはドイツでGinkgoギンコーと呼ばれています。ワイマールの町中でGinkgo-Museumイチョウ博物館というのを見かけましたが、そこの店でイチョウをモチーフとしたおしゃれな小物を売っていて、店先ではイチョウの苗や盆栽も売ってました。Bonsaiはドイツでとても人気があるのですよ。

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by honeyfire | 2014-04-29 14:39 | ちょっとお出かけ

ワイマール 5

ドイツ南部の旅から戻ってきました。滞在中毎日快晴に恵まれ楽しんできましたよ。シーズンがずれますが、イースターやドイツ南部の旅の様子は後ほどアップしていく積もりです。まずはワイマールの続きを。ワイマールには小さい町の割りには広場がたくさんあるのですが、ここはマルクト広場、マルクトというのはマーケットという意味で市の立つ場所。正面に写ってる建物はネオ⋅ゴシック様式の市庁舎です。ドイツでは古い時代の市庁舎は大抵マルクト広場に建っていて、昔はマルクト広場というのは町の中心部をなしていました。

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市庁舎と広場を挟んだ向かい側にはニュールンベルグのアルプレヒト⋅デューラーと並ぶドイツのルネッサンス期の画家ルーカス⋅クラーナッハの家が建っています。窓の周囲に淡い朱色の色彩が施された家がそれです。クラーナッハはマルティン⋅ルターと終世固い友情で結ばれていて、ルターの肖像も数多く描いています。ちなみに下の写真の向かって右側の端にちょこっと写っている白い建物はホテル⋅エレファント。作家のトーマス⋅マンやその他の著名人がよく宿泊していたホテルだそうです。

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by honeyfire | 2014-04-28 14:35 | ちょっとお出かけ

ワイマール 4

ヘルダー広場に建っている教会の裏通りに、哲学者、神学者、文学者であったヘルダーの住んでいた家が目立たなくひっそりと建っています。シュトラースブルク大学の学生だった頃のゲーテが、丁度シュトラースブルクに滞在中のヘルダーを訪ね、理性に対する感情の優越を説いた新しい文学観を教えてもらい啓発を受けていたという間柄で、ヘルダーは後にゲーテに斡旋されてワイマールの大教区監督の地位を得て、ワイマールにやってきます。 この家には亡くなるまで27年間住んでいたそうです。

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家の中は見学できませんが、家の裏にある庭園は見学できます。庭園は当時のままのコピーだそうです。正面に見える建物がヘルダーの家。

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庭園の門を潜ると待っていたのは、何と白ウサギちゃん。あなたが庭番ですか。丁度良かった、ここでイースターウサギになってもらおう。しばらくイースター休暇をドイツの南部で過ごしてきます。続きは戻って来てからアップしますね。

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Frohe Ostern!
フローエ オースターン

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by honeyfire | 2014-04-19 14:26 | ちょっとお出かけ

ワイマール 3

翌日のランチにフランス風のビストロで食事しました。内部にはモダンアートと図書室のように本棚がたくさんあって面白いムードでした。お家で食事してるような雰囲気で落ち着きます。午後遅く入って閉める直前だったので丁度空いてましたが、なかなか人気のあるビストロのようです。ブルターニュ地方のフィッシュスープとアルザスの郷土料理タルト⋅フランベを注文しました。すっごく美味しかったです。

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こちらでは今日からイースターの祭日です。ワイマールを訪れたのは4月の始めでしたけど、このビストロではもう天井にイースター玉子や植物を挿したコップが吊るされてありました。斬新な飾り付けが面白い。店主さんがアートやデザインにこだわりを持ってる人みたいでした。紳士のような店主、スープを食べてる時にやってきてスープについて説明してくれました。心配りが行き届いているビストロでした。

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by honeyfire | 2014-04-18 14:22 | ちょっとお出かけ

ワイマール 2

ワイマールの通りの様子を少しばかり。今回は乗りませんでしたが、馬車で町を巡ってみるのも楽しいでしょうね。去年は夫の両親がワイマールを訪れ、町を馬車で巡って楽しんだと言ってました。

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ワイマールの目抜き通り(?)のシラー通り。ワイマールの中心部では一番大きくて賑やかな通りです。正面の建物の前を向かって左に曲がると、前回書いた劇場広場へと出ます。

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以前もう一つのブログで伝統的な放浪修行をするドイツの大工さんについて記事を書いたことがありますが、久しぶりに見かけました。カフェでアイスを食べている時に前方を通りかかったので、あわててパチリ(笑)黒い服を着て歩いていく二人の若者が大工さんです。ちなみに後ろの黄色っぽい家はシラーの家。

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裏通りを歩いてるとこの方に遭遇。大阪道頓堀のくいだおれ太郎のお母さんではあるまいな(笑)くいだおれ太郎、まだあるんだろうか。

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ワイマールにはここかしこにこじんまりとした魅力的なカフェがあって、あまりカフェに入ってみようと思わない私でも思わず入ってみたくなるような雰囲気のカフェがたくさんありました。カフェ大好き人間の夫はうきうきと目を輝かせていました。またワイマールに行きたいと言ってましたけど、きっとカフェが目的だと思います(笑)

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一番のお気に入りは下の写真に写ってる建物の一階にあったカフェ。クラッシックな外見とはコントラストで、内部はすっきりとモダンでおしゃれでとっても素敵なカフェで、リラックスできる空間でした。ウェイトレスもとても感じが良かったです。珍しいドリンクがたくさんあって、ショウガを入れたホットアップルジュースとか(笑)、ルバーブのレモネードがとっても美味しかった。

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by honeyfire | 2014-04-18 14:12 | ちょっとお出かけ

ワイマール 1

夕方5時過ぎにワイマールに着きました。ホテルに荷物を置いて直ぐに町中へ。ワイマールと聞いて日本人だったら即念頭に浮かぶのはワイマール憲法だと思うのですが、こちらではワイマールと言えば直結するのはゲーテです。ワイマールは、文豪ゲーテやシラー、ルネッサンス期の画家クラナッハ、哲学者ニーチェやヘルダーや、音楽家リストやバッハ等が住んでいた町であり、彼等が住んでいた家や縁のあるスポットも数多残っていたりして、他にも色々な博物館、アンナ⋅アマーリア大公妃図書館、総合芸術学校バウハウスと、挙げていくときりが無い程ドイツ文化と精神史の宝庫なのですが、そういう名所を訪れるのは翌日にまわし、まず町のイメージを味わってみたくあちらこちらと気の向くままそぞろ歩いてみました。夕方になって陽が傾きかけてきている時間、ワイマールは落ち着いた快いムードを漂わせていて、小路を巡って歩いているだけでも楽しめましたよ。

それ程大きくもない町のあちらこちらに広場があって、気の向くまま歩いている内に、ワイマールの看板のようなゲーテとシラーが並んで立っている有名な銅像のある広場に出てきました。

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ここの広場は劇場広場と呼ばれるそうで、ゲートとシラーの銅像の後ろに建っている建物は国民劇場です。この劇場でゲーテの「ファウスト」やシラーの「ウィリアム⋅テル」やワーグナーの「ローエングリーン」等が初演されていて、リストやシュトラウス(リヒャルトの方)も音楽監督を務めていたそうですが、何とワイマール憲法というのは、この劇場で制定されたそうです。この建物でワイマール憲法が生まれていたなどと知らずに通りかかった時に、ふと目の留った建物の隅の壁に、「ここでワイマール憲法が制定された」と記されてありました。当時この劇場が議事堂として利用されていたそうです。

国民劇場では現代でもオペラ等が定期的に催されています。

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国民劇場の広場を挟んだ向かい側にはバウハウス博物館があります。

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by honeyfire | 2014-04-18 14:03 | ちょっとお出かけ

アイゼナッハのヴァルトブルグ城 7

宗教改革者マルティン⋅ルターの部屋。免罪符を買えば罪から救われると免罪符を乱発して私腹を肥やし権力を握っていた当時の教会のやり方を批判し異端者の烙印を押されたルターは1521年から1年間程ヴァルトブルグの城主フリートリッヒ3世の元に匿われ、この部屋で騎士イェルクの偽名で過ごしていたということです。

ルターはこの部屋で、聖職者や一部の貴族しか分からない言葉で書かれていた聖書を、信仰を教会への依存から開放する為に、民衆にも分かり易い言葉に翻訳しようと、まずは新約聖書のドイツ語訳を行ないました。あの膨大なページ数の新約聖書をたったの11週間で翻訳したというからすごいです。しかも素晴らしい文章力なんですよね。色々経歴を読んでみると、とてつもない信念と実行力の持ち主だったと思われます。ルターについてもっと色々詳しく読んでみたくなりました。

旧約聖書の翻訳の方は後に1534年に完成させています。聖書ばかりではなく、ルターのドイツ語は方言に分かれていたドイツ語の統一にも大きな影響を与えました。

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by honeyfire | 2014-04-17 23:15 | ちょっとお出かけ

グーテンターク♪ ドイツの風を感じていただけたら、嬉しいな


by honeyfire
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